博多の町は、「みなと」と「まち」が一体になって発展を続けてきたにもかかわらず、現状では両者の関係が希薄になっています。みなととまちが一体となった新たな都心を形成していくことは、福岡の魅力を際立たせ、アジアに誇れる街としていく上できわめて重要です。 博多ふ頭・中央ふ頭地区は、海の玄関口となる施設や、様々なコンベンション施設が集積しているにもかかわらず、賑わいが感じられず、都心から遠い存在となっています。そこで、この地区を都心部ウォーターフロントのかなめとして、魅力的な水辺の空間としていくことを提案しました。 提案にあたっては、①開発コンセプトや導入施設の検討、②土地利用計画案の作成、③事業スキームや採算性の検討を行いました。
□業務範囲:基本構想 □発注者:博多港開発株式会社 □業務期間:2008年