須崎ふ頭・長浜船溜地区開発構想

前年度の博多ふ頭・中央ふ頭地区に引き続き、須崎ふ頭・長浜船溜地区について、水辺に開かれた街づくりのありかたを検討しました。 須崎ふ頭地区は天神から至近距離にあるにもかかわらず、市民からは遠い存在となっています。長期的には人が住み、働く水辺の街に転換していくことを目標とし、そこに至る過程として、①浜の町病院を核とした医療福祉施設ゾーンの形成、②魚市場の積極的な市民開放、③現競艇場敷地を活用した、福岡のシンボルとなる文化施設群の創造、等により、天神から海へと人の流れを作り出すことを提案しました。また、これらの土地利用を支える都心交通網のありかたや、緑のネットワーク・景観軸の形成等についても検討を行いました。

□業務範囲:基本構想  □発注者:博多港開発株式会社  □業務期間:2009年